「私そろそろ 部活行きますね!!」 そう言って 教科書をまとめて 席を立った。 それにつられるかのように先生も席を立つ。 「お前ダッシュで行けよ!!」 「わかってますってば〜 私、足速いんだから!!」 そう言って私は 準備室のドアに 手をかけた。 「優月……」