「いいから来いや!!」
必死に抵抗する
私を中尾先生は
グイグイ引っ張っ行く。
「んだよ!!
離せよ、触んな!!」
私の言葉を
無視して中尾先生は
私を職員室へといれた。
「おい、
優月、ここ座れ」
うつむいたままの
私を中尾先生は
無理矢理座らせる。
「お前、授業ぬけて帰るとか
ありえねぇだろ。
なにやってんだよ…」
私は何も
答えない。
答えられない……
「なんとか言えよ。
話さなきゃなんもわかんね。」
それでも私は
うつむいたまま
黙り続けた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…