座敷の扉を開けると、目の前にたくさんの人達の姿が入った



「「瑠奈、誕生日おめでとうっ!!」」



一気に、大勢のクラッカーがなる



そこには、光星の仲間達にその彼女、親友の綾達、雅也達までもがみんな集まっていた




そうだ‥


今日わ瑠奈の18回目の誕生日



智也と同い年になった



海斗にも、追い付いてしまった



それにしても、自分の誕生日を忘れるなんて、瑠奈らしい‥




でも、共通点のないみんなが、どうして‥?



「‥なんでみんながいるの?」


「お前の携帯から、みんなに連絡しちった。偶然、俺の後輩が雅也達と友達でさ」


瑠奈が呆然としていると、光星がそう言って、瑠奈の背中を前へと押した



「みんな‥ありがとう」


瑠奈がそう言うと、みんな笑顔を浮かべる



「‥瑠奈、おめでとう。俺達にはこんなことしかできないけど‥あいつの分も‥智也の分まで生きてやってくれ」


雅也の言葉に、智也の仲間達が様々な声をかけてくれた



「瑠奈には、みんながついてるから」


綾達の言葉に、堪え切れず涙が溢れる



いい仲間をもった‥



瑠奈も‥



そして、智也も‥




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