心の中で叫んでいると、綾乃が声
をかけてきた。
「やったね☆午前中で終わりだって♪」
「うん…。でも、雷が…」   「大丈夫!!英介君がいるじゃない♪」

ドキッ!!

あの日からあたしは“英介”とい
う言葉に反応するようになった。
「あれ?日向、顔赤くない?」
「そんなことないよ…!」   あたし、どうしちゃったんだろ〜!?