びっくりして後を振り向く先生。 「…たし………あたし、先生が好きっ!!」 学校ってことなんて考えないで、あたしは叫んでた。 あたしと先生の距離は、5メートルほど離れている。 先生はただ呆然としていた。 「別れたけど、まだどうしようもなく好きなの。……あたしのせいだって、わかってる。………だけど、 先生と離れたくない……」 気付いたら涙が出ていた。 言いたかったことはたくさんあった。 たくさんたくさんあったのに…………