「今日も空は青いですねー」 感情のこもってない言葉が隣から聞こえてくる。 「もうさ、実夏見てて辛い……」 「青葉……」 青葉は優しくあたしの頭を撫でた。 「無理しなくていいんだよ?実夏に合う男なんてあたしが決めてあげるから」 「……それはちょっと……」 あたしがそう言うと、青葉は頭を叩いた。 「嘘だって!ありがとう青葉。……でもあたし、頑張るよ……」 そう自分に誓ったんだ。