「ごめんっ!!!!気持ちは、すっごく嬉しかった。男子から告白されるなんて、あたし初めてだし………」 「ははっ。あやまんなって。お前は悪くないよ」 そう言って、日比谷はあたしの頭を優しく撫でた。 それが、なぜかすごく切なくて。 日比谷の笑顔が、フッたのはあたしなのに、なぜか、泣きそうになった。 でも、泣きたいのはあたしなんかじゃなくて日比谷で。 だから、必死に泣くのを堪えた。