「愛菜…。俺、いつもお前のこと想ってる。どこにいても、どんな時も…。」 「私も…想ってます。先生のこと好きだから。」 「俺も、負けないくらい愛菜のこと好きだから…。」 そう言って、また二人で笑い合った。 涼しい夜風に吹かれながら、今日だけは少し長めに話をしていた。 先生、ありがとう…。 私は心の中で何回も繰り返していた。