「上手くいってるんだー。もう付き合ってんの?」



「えっ!それは……優人には教えない!」



私は、さっと自分の部屋に入った。


「何それ。気になるじゃん。」


ドアをコンコン叩いている。


私は無視してベッドに寝転んだ。



先生と…付き合ってるってことなんだよね…。



私は先生の彼女なんだ。



あらためて、そのことを意識すると、ドキドキしちゃう。



優人にはまだ内緒にしておこう。



今は、この喜びを1人で噛みしめたい気分だった。