「可愛いッッ!!」


さっきまで私の頭の中に浮かんでいた通りのティーセットの登場に思わず声を上げて喜ぶ私。



「女の考えることってどれも同じなんだな。」



醒めた口調でディアスは言ったんだ。



メルヘンを喜んで何が悪いのよ!!



そう悪態をついてやろうかと思ったけど紅茶のいい香りに誘われて私は静かに席に着いた。



優雅な手つきでお茶を淹れてくれるディアス。


マツも紅茶を淹れるのがとても上手だった。


「この世界の人はお茶を淹れるのが上手なんだね。」


そう言った私にディアスはニヤリと笑って応えたんだ。


「マツも上手だったって?」