「アイツなら心配いらねぇ。
俺の妹がちゃんと面倒みることになってんだよ。お前と同じ様に記憶を抜かれて妹と過ごすんだ。お前達は全くの0からの出発になるんだよ。
可哀相だけどそれがこの国のルール…
本当にお前らが繋がっていたら封印された記憶は戻るんだ。
そうでなければ…」
饒舌なディアスが言葉を切った。
私とマツの絆を試されるんだね?
絆が本物なら2人はまた一緒にいられる。
そうじゃなかったら?
「大丈夫!
マツと私はちゃんと繋がってるよ。
何があっても繋がってられる。」
私はディアスとまっすぐ視線を合わせて言った。
ディアスに言った言葉は私の心へも呼びかけるためのもの。
信じなきゃ
2人の絆を…
その想いを自分に言い聞かせるように私は言ったんだ。

