「駄々こねてんじゃねぇよ!」 背中から伸びてきた手で肩をつかまれ私はマツから引き剥がされた。 声の主はディアス。 私の世話役だという男。 「放して!!」 暴れても暴れてもディアスの力にはかなわない。 両肩をつかまれディアスの顔が私の顔の正面に近づけられる。 そしてディアスは言ったんだ。 絞り出すように話したんだ。 「このまま駄々こね続けてるとお前の大事なマツが死んじまうかもしんねぇぞ。」