「ね?
どうしてマツとマイなの?」


同じ名前だと確かに紛らわしいけどどうして?

不思議に思ったことを単純に口にしたんだ。


なのにマツはなんだかとってもイヤそうな顔をしてなかなか教えてくれなかった。


「話したくないならいいよ?」


聞いちゃだめな話なのかと思って私は慌てて撤回したんだ。


「笑うなよ?」


そう言ってから教えてくれた理由。


長はみんな代々同じ名前を使い、お父さんは11代目でelevenの頭文字「イ」をマーフィの「マ」と合体させてマイ。
マツは12代目のtwelveの頭文字と合体させてマツ。

じゃあ…13代目はマサ?

それよりマツはマツじゃなくて「マトゥ」じゃないの?


そんなどうでもいいことが頭を占領していた。