「全部現実なんだ。 遥夢と離れたくなくて連れて来ちまったけど… ここでのルールを守らねぇと遥夢は元の世界に戻されちまうんだ。」 うるさく騒ぎ立てる心臓を押さえながらマツを見つめた。 眉間の深い皺がマツの苦悩を物語っている。 「マツの生きる世界に来たのね? 私はこの世界に歓迎されていない? マツと一緒に生きるためには何をすればいいの?何でもするから… マツと離れるのはイヤッ!!」 「遥夢ごめんな。 何も話さないまま連れてきちまって…」 マツは苦しいほどの力で私を抱きしめてくれたんだ。