とってもスマートな振る舞いに丁寧な言葉使いのアルに心はじわじわと癒されるのが自分でもわかった。
スマートで丁寧な上にとても綺麗なアル。
ティルも可愛いのに、口調が可愛さを半減させてるよ。
「遥夢です。
よろしくお願いします。とは言っても私、何も聞かずにここに来てるので今も何が何だかサッパリな状態なんです。」
ティルと話しても結局何もわからないままだし、それにバカヤローが気になって話どころじゃないしアルが説明してくれるんじゃないかって期待を込めて話をする私の肩の上で、
「浮気か?浮気なのか?バカヤロー!」
どうしてそんな考えに行き着くのか、ティルは叫んだ。
「ティルの頭どうかしてるんじゃないの?」
「お前がアルバートにポゥっとしてるからだろ?」
「それはティルの言葉使いのせいでもあるんだけど?」
「騎士殿はどうしてお前みたいな浮気女を選んだんだろうな。バカヤロー。」
「浮気女なんかじゃないわ!
ティルなんか嫌い!」
アルに聞きたいことがあるのに邪魔をするティル。
それに浮気女なんてすごく心外だ。
肩の上のティルを手で払いのけてやった。
ほんと口を開かなければ可愛いのに…。

