「遥夢はピンクが好きなのか?」


「いいえ、特に好きとかではありません。」


「じゃぁ、なんでピンク?」


「……………。」


理由は私もわからない。

私はどうしてピンクの服ばかり着るんだろう。


「もしかして、ディアスの趣味?」


真っ直ぐに私を見つめてマツさんが口を開く。


なんだかちょっぴり不機嫌なマツさんに応えられなくなった私の唇を彼の唇が塞ぐ。


そして唇を放したマツさんは苦しそうに顔を歪めて私をギュッとその腕に閉じ込めた。