マツが怖い?

マツが怖いなんて思ったことない!!

私は…

マツがいなくなっちゃうのが一番怖いんだ。



「違うよ!
マツと離れちゃうのが怖いの。」


マツの背中にギュッとしがみつくように力を入れた。


大好きなマツと離れるなんて考えられない。


マツと一緒にいること以外に望みなんてないんだよ?



マツは私の髪に指を通して耳にかけるとその形の整った唇を寄せる。


「あんまり可愛いことばっかいってんじゃねぇよ…」


息を吐き出した後紡がれる言葉。


耳が熱を持ったように熱くなったんだ。