だけど胸の苦しみは取れるどころが日に日に増していった。 遥夢に逢いたくて屋敷に通った。 遥夢を守るためにと彰人から引き受けた仕事が仕事ではなくなっていた。 屋敷に行き、逢えないままの帰り道で俺は言い寄る女とそのまま一緒に過ごした。 誰でも良かったんだ。 苛立つ気持ちを紛らわせたかったんだ。 感情もなく抱いた女が眠るベッドからは女が目を覚ます前に抜け出していた。 温もりや愛情なんて必要のない関係。 性欲というよりは性処理という行為。 わかっているけど止められなかった。