「変身しちゃったね。」


髪の色が変わっても瞳の色が変わっても変わらないのはぬくもりと優しい表情。


ニッコリと笑う私にマツは拍子抜けしたように大きく息を吐き出した。


「驚かないんだな。」


少しホッとしたようなマツの声に私はクスクスと笑い声を上げたんだ。



「ビックリしないわけじゃないよ?
でも…
さっきまで頭と胴体が離れてたマツを見たんだよ。
それ以上じゃなきゃ驚けないよ。」


フフンと得意げに応える私をマツはニヤリと笑って言ったんだ。


「それはそれは頼もしいお姫様だ。」