「遥夢、俺が怖いか?」


不安に揺れるマツの瞳。

「怖くないよ。」


「俺がお前と違っていても?」


「それでもマツはマツでしょう?」


「生きる世界が違っても?」


「マツがマツのままなら私はマツが大好きだよ。」





抱き上げられた体をマツはソッと床に下ろした。


「決めるのは遥夢だ。」



そう言い終えるとマツは眩しいくらいの光を体から放ったんだ。


瞳に入り込んだ光は私の視界を白に染めた。


光が弱くなりその光に慣れるまで遮られた視界。


「マツなの?」



光が弱くなり瞳に飛び込んできたのはグレーの髪にグレーの瞳のマツだった。