神妙に話を聞く俺にデュランは、


「あなたは後継者としての位置を確立する事で10代目マーフィー様と同じ悲劇を避けることが出来ます。」


「異世界に行くのならそうだろうな。」


「……………。」


その手には乗らねぇ。

異世界に行かなければ関係ねぇ話だ。


「異世界には行かねぇ。
後も継がねぇ。
俺は何も変えねぇよ。」

ニヤリと笑ってデュランに話すと、


「瞳の色はずっと黒のままで、伝説の戦士と人々に晒され生きていくことになるんですよ?」


衝撃的な話を突きつけられた。


「時間がたてば戻るんじゃないのか?」


「私の話を聞いていましたか?」


怖ぇー!!
デュランの奴思いっきり睨んでるし…。


「ゴチャゴチャしてんだよ!頭が!」


「花嫁と結ばれて瞳の色が…」


「おっ!そうだった。
そんな話してたよな?」

面倒な話は聞きたくねぇ俺はデュランの話に割り込んで応えた。


ってことは…
俺は異世界から花嫁を連れて帰れねぇとこのままなのか?!


「わかって頂けましたか?」


ニッコリと笑うデュラン。


喧嘩売ってんのか!
コノヤロー!!