「あなたが生まれた日、全てが明らかになったのです。」
「あ゛?」
「覚醒遺伝という言葉をご存じですか?」
「てめぇ、なめてんのか?」
「あなたに今起きている異変は正にその覚醒遺伝。」
「あ゛?」
「お祖父様からあなたは見た目だけではなく、遺伝子も引き継いだようですね。」
ニッコリと微笑むデュランに悪寒が走った。
ジジイと俺が似てる?
確かに外見はそっくりだ。
「一緒にされたくねぇ…
いい年こいて合コンだのなんだのとはしゃぎまくりだったエロジジイと俺を同じだなんてありえねぇ。」
憤慨する俺をくすりと笑うデュラン。
「私にはそっくりに見えますがね。」
嫌味までサラリと飛ばしてきやがる。

