「心配するな俺は大丈夫だ。」


少し離れた場所から聞こえるマツの声にホッと胸を撫で下ろす。


瞼は相変わらず開いてくれる気配はない。


でも私を包み込むぬくもりは離れていてもマツのそれと同じだった。


「ぐはっ!」


苦しそうな声が響きわたり銃声も鳴り止まない。


大丈夫だと言われても何も見えない私に聞こえてくるのは人が争う声と耳をつんざくような銃声。


恐怖と不安に私は声を上げたんだ。


「イヤ――!!
マツ…マツ…」