「俺がいなくても、今のお前にはもう逆らう奴はいないだろう?」
「ああ、それに今は遥夢が一番の要注意人物だ。」
「それは俺に任せて、お前はこの女が蘭になるまで別の女で遊んでろ。」
「女に不自由はしてねぇよ。
けどよ、遥夢初めてなんだろ?
勿体ねぇな…。」
「初めてなんて煩わしいだけだ。
心配するな、俺がちゃんと開花させといてやる。」
繰り広げられる下世話な会話に耳を塞ぎたくなった。
怖くて膝がガクガクと震えている。
だけど、決めたから。
ロムを守り抜いて、いつか彰人さん達の無実を証明するって決めたから。
私はどんな事でも耐えてみせる。

