「お前が逢いたがっていたマツに逢えたんだ。 もっと喜べ。」 私を部屋に連れてきてからは一言も声を出さなかった男が私の耳元で囁いたんだ。 あれがマツ? 違う!! 何かの間違いだ!! マツじゃない… マツであるはずがない! 「違う!!」 私は首を左右に振りながら叫んだ後床に崩れ落ちた。 立つことも困難なほど力をなくした足はその膝を床についてしまったんだ。