「私、夏樹くんが好き。 みんなの中で、じゃなくて。 世界中で、夏樹くんが一番。」 言ってて恥ずかしくなって、思わず下を向いちゃったら、夏樹くんが頭をなでてくれた。 いつのまにか、扉閉まってる。 「俺の勝ち?」 「うん、そうじゃないかな?」 「マヒル、大好き。」 夏樹くんはギュッてしてくれた。 夏樹くんの腕のなか。 恥ずかしいけど、嬉しい。