恋のSEASON

比奈子ちゃんは、目を丸くした。そして、目を潤ませながら言った。



「眞妃琉・・・本当にゴメンね。」





比奈子ちゃん・・・顔をあげて、という意味を込めて比奈子ちゃんの頭をポンポンと叩いた。

比奈子ちゃんはバッと顔をあげて、私をじっと見た。




「眞妃琉・・・ありがとう。」



「別に?私は何も?」





ゴメンではなく、「ありがとう。」と言った比奈子ちゃんはもう大丈夫だろう。きっと、自分を責めることもないだろう。





私と比奈子ちゃんはクスクスと笑いあった。



「ところで眞妃琉・・・夏樹さんはどうするの?」






あ、忘れていた。





「その顔・・・忘れていたのね。」



図星です・・・。





「もう・・・。」





「ゴメンね、比奈子ちゃん。その話、詳しく聞きたいな。」