何が結婚だ…女なんて所詮俺の権力や美貌にしか興味ない汚れた生き物だ






「おや〜?…ロイド様荒れてるね〜」







「…何だルイドか」






ルイド・トロントはロイド王の右腕であり騎士団長であり親友だ






「なんだか結婚するみたいだけど〜…大丈夫なわけ?」






唯一こいつは俺を心配してくれる…見た目はチャラチャラしているが頭はキレるしつねに冷静な男だ






「女なんて所詮獣だ」






…ルイドは苦笑いするしかなかった
今まで一緒に過ごしてきたルイドは過去に起きたことめ全てしっているため口は挟まない





「まあ〜…リハビリと思いなよ〜!あんまり思いつめないようにねー!」






ルイドは仕事があると言って立ち去っていった…







「俺は…認めない」







窓から見える月を見ながらつぶやいた