『えっと…ロイド様はどのようなお方なんでしょうか?』
凄く気になっていることだけ聞くことにした
「そうですね〜…無関心無表情な方ですが民を凄く大切に思っています…ただ…ロイド様は女嫌いなんですよ〜」
それを聞いた瞬間フィンは目を見開いていた
『女嫌いでしか?…しかし何故結婚を承諾したのですか?』
「それはね〜…ロイド様の両親が勝手に決めたことで、ロイド様は知らなかったんですよ〜」
一瞬ルイドの目が鋭くなったが気付かないフリをした
『そうなんですか…ならば認めてもらわなくてはなりませんねι私もロイド様のことを知りませんし…』
「一筋縄では無理ですよ〜?」
『会ってみなくては分かりませんよ?(ニコ』
そう…どんな方でも会わなければその人の素性性格は分からない…噂だけで決め付けるのはいけませんしね
ルイドは…フィンの笑顔を見て固まっていた
――‐・・何て綺麗な笑みなんだろう・・‐―
人知れず頬が熱くなるのが分かった…そして…この人ならロイド様のココロを開けるかも…と

