少年はまた笑うと立ち上がり落ち葉がつもる公園の中へとゆっくり歩いて行きました。 「オレの名前は赤眼だ。覚えておくと得かもな」 ふりかえりもしないで言うと、赤眼は落ち葉がふりつもる公園の中へと消えていきました。