「ねぇ栞菜ちゃん。
俺が飛ばす紙ヒコーキって本当は、どこを目指してるかわかる?」

君は窓から空を見上げ言った。

「わかんないよ~」
私は言った。




「本当はこの紙ヒコーキ栞菜へ宛てたラブレターなんだよ。」

君は窓から顔をだし
笑顔で言っていた。