危険な日々

「…なに??その顔。エロ麗玻」


振り向いた悪魔に真っ赤な顔を指摘されて私の顔はさらに赤くなる。


「…俺、自分を大事にしない馬鹿は嫌いだから。」


「なっ//」


あとの言葉が出ない。


悪魔の顔が近くて、真剣な瞳が私を捕らえて


「だから、俺に嫌われたくなかったら自分を大切にしろ。」


そういって悪魔は、私の口を塞いだ。


ただ重ねるだけのキスが続いて、キスの経験の浅い私は息の逃がし方がわからなくてわずかに口を開く。


「…っは」


「…馬~鹿。」


私が息つぎをして目を開くと悪魔は緩く瞳を開けて言った。


その顔にあまりに艶があってあたしの鼓動はまた早まる。


変な気分になる…


馬鹿…


悪魔が…


「あっ…ちょっ…麗玻?!」


悪魔の声が遠くなる~。


…目の前は


真っ白。