私は、夏に昨日の事を電車に乗りながらゆっくり話した。


「へぇ~。そぅゆぅ事~♪」


夏は私から全部聞き出すと、ニヤつきながら納得していた。


昨日、私がニヤついていたら怒ってた癖に、自分の時は良いんかい!!


私は夏と近いようなでも、遠いような道のりを駅から出て歩いていた。


教室に入ると、目の前の黒板に「今日は朝会がある。体育館に集合」と汚い字で書いてあった。


私は化粧をして体育館に行く事にした。


夏は、頼んでもないのに待ってくれてる。


良い友達を持ったな。


私。


そういえば、朝会なんて、めったにない。


「何かあったのかな??」


「さぁ~。ってか、早く化粧済ませなさいよ!遅れるじゃない!!」