危険な日々

なんて考えていたら。


「…っ///」


男はしゃがみ込み、私の前は美少年の端正な顔のアップ。


ひゃーーっ!!!


目の前の綺麗な形の唇に目を合わせていんだかわからずに


私はさらに林檎になって行った。


「馬鹿女もたいした事ないね??」





…は??


人に無理矢理キスして初ベロチュー奪っといてこんなにどアップでまだヤリマン扱いかい!?


私は目の前の男の肩を押す。


「…ってぇ」


しゃがんでた男は、もちろん後ろに倒れる。


私はと言うと無言のまんま勢いよく立ち上がって言い返すっ!!!


なんて思ったら大間違い!!


フルダッシュで多分短距離の自己新記録っていう早さでその場を立ち去ったわよ!!


なんか逃げたみたいでしゃくだけど…。


世の中逃げたもん勝ちってゆぅ事もあるのよっ♪


私は家へ駆け込むと後ろ手にやっと部屋の扉を閉めて落ち着いた。


なんなのよ。


あの男!!


けど…


けど


心臓ったら正直だ。