危険な日々

○○は裏通りにある栄えてない駄菓子屋で○○のおばあちゃんの気分でしまってる時も多くて。


あんまりにも店らしい活気というか、華やいだ雰囲気がなかったから、いっぱいいっぱいだった私の気にも止まらなかったわ…。


「あ…ごめ」


「あんたって天然なんだか馬鹿なんだか…」


また男は吹き出す。


そんなに笑わなくたってぇ~!!


て!!連れて来てやったのに馬鹿扱いかよ!?


「じゃ、私帰るからっ」


ちょっとムカついた私は男に顔も向けずに家へと歩き出す。


「待ってよ」


だけど、右腕に軽い痛みを感じすぐそれは阻まれた。


腕に軽く食い込む大きな手に忘れようとしていた異性を思い起こされる。


「…ぇ」


それと同時に引っ張られた反動でバランスを崩した私はその男の胸板に飛び込む。


「~っ////!!!なにす…っ」


ほど良い筋肉でごつごつとした体に嫌と言うほど男を感じた瞬間だった。


え??


男の長いまつげが私にあたってくすぐったい。


じゃないわよ!!!


えぇぇっっ!!?