鋼の心









2年前のあの日。



弾が無くなった拳銃を捨てた
アルバートはルシュアの腰から
抜いた拳銃で、敵を倒していた。



その拳銃は返される事無く…



そのまま、
燃え尽きた物と思っていたのに…。


「どうしてっ!これが…」

そうふっと、ルシウスの顔を見る…
その時…彼が口にした言葉に…


ルシュアは涙を流した。