ふと窓を見たら

雪が降っていた

土が見えないくらい積もってた

その中に人が一人立っていた

それは

あなたに似ていた人だった

私は大急ぎで外に出た

でも

その人はいなかった

だって

いるはずないから

あなたはもういないから

私は雪の中で

積もっていく雪が

悲しい色をして

積もっていくように見えた