ワケありSMごっこ


「・・・・・・ごめん世莉奈」


いつの間にか忘れてしまっていた。
一番大切なことを。


世莉奈のわがままに一人で苛立ってたけど、それが世莉奈から俺への愛してるだったって思い出した。


「俺も愛してるよ・・・・・・ホントに」


「湊っ」


重厚な扉の隙間から中に入り、涙顔の世莉奈を俺の意思で力強く抱きしめる。

愛してるも抱きしめるのも俺から。
ちゃんと世莉奈の愛してるに答える為に・・・・・・。