「・・・・・・もう、いい」
「・・・・・・・・・・・・」
義務的に下着に伸ばそうとした俺の手を掴んだ世莉奈に反射的に顔をあげれば、
「今日は終わりにする」
「わかった」
拗ねたような顔に、瞳にはじわっと今にもあふれそうな涙を溜めていた。
世莉奈の声で始まれば世莉奈の声でこの夜伽は終わる。
そして元の主と従に戻っていく。
堪え切れなった理由のわからない世莉奈の涙を無視して、用意していた替えの下着をいつもの無表情で差し出した。
世莉奈が伸ばした手はそれを受け取らず、
「湊・・・・・・」
身の丈サイズのクッションから勢い良く正面の俺に飛びついてきた。

