すべてが終わった。


 私は、結局ここに残ることになった。


 相変わらず、私はレベル上げと、装備そろえの毎日だが、それもまたよしとすることにしよう。


 仕事も始めた。


 やっぱり、人間仕事はしていないと調子が悪い。


 一応、劉備からの報酬があったので、実は一生遊んで暮らしていけるだけのお金はあるのだが、まぁ、それでも仕事ぐらいしてもいいだろう。


 キララ「そういえば、今日はうさ美に紹介したい人がいるんだよ。」


 それは、彼女からの突然の紹介。


 いったい、誰を紹介してくれるというのだろう。


 うさ美「誰かしら?」


 まぁ、彼女は一般人としての生活をヨシとしている。


 だから、もしかして・・・


 キララ「じゃ~ん!私の新しい友達、フェイス君です!」


 それは、どこにでもいる戦士の名前。


 どこにでもいる、普通の男の子の名前。


 フェイス「始めまして、うさ美さん・・・。」


 そして・・・・・・・・・・・。


 ・・・・・・・・・・・・・・後の世界を大きく変える「話術師」の名前・・・・・・・・・。


 うさ美「始めまして、フェイスくん。これから、よろしくね。」