弥生「なら、やってみるか?」


 口調が変わった。


 まさか!


 うさ美「劉備!」


 私と同じ手を!


 大和「残念だな・・・読みは正しいが、劉備は既に、ここには存在しない。」


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 言葉を失った。


 王者・・・・見参・・・・・・。


 大和「始めまして、うさ美くん。君の活躍には、俺も感嘆したよ。まぁ、どちらかといえば、あれは、戦国自らの汚点だというべきかも知れないがな。」


 飾らない口調。


 うさ美「いつの間に・・・・」


 弥生「『入れ替わったかのか?』そんな姑息な手は使わないわよ。」


 弥生の言葉が浮かび上がる。


 !!


 弥生はいる!


 ってことは・・・。