戦国:「それで、私に声をかけたのか?」
次の日のマルディウス世界の中。
私の前には、先日私に警告をしてきた日本史ナンバー『戦国』がいた。
・・・・・・・・・・・先日、日本史ナンバー戦国と名乗る人に、強姦されました。情報を求めています。
「拡声器」を使っての、マルディウスワールド全体に流したメッセージ。
我ながら安い挑発だと思ったが、これで実際に戦国本人が釣れたのだから、ヨシとしよう。
そもそも、この程度の挑発で乗ってくれるのだから、まだ「戦国」は「劉備」に比べて、扱いやすいと思える。
うさ美;「えぇ・・・正直、私にはこの世界は本気で怖すぎるわ。さっさと、アイツをつぶして縁を切りたいのよ。」
白竜の目的は、日本史ナンバーの壊滅かもしれないが、それに私が付き合う道理は一切無い。
金は十分すぎるぐらいもらっている。
詐欺師である私が、それに恩義を感じる必要もなければ、後はいかに逃げるかを考えればいいだけだ。
・・・・・・・・さて、どうするか・・・。


