「気合いれようぜ!」

「大智ーーーーー!!!!!」


刺されたのは川本じゃない

あきらかに大智だった


大智の腹からは血が流れて

床を少しずつ赤く染める



「智ちゃ・・・」

「平気・・・気にすんなって・・・・・・」



バタッッ




大智はその場に倒れこんだ

みんなは大智を囲む


「大智!おい・・・大智」

「・・・大丈夫」


また笑うけど

ちゃんと笑えてないんだぞ



大智は川本が刺される寸前

川本をかばい自分が指されたんだ



「なぁ・・・大智」

「・・・中津・・・・・・ないてんじゃねぇよ」

「大智・・・たのむから、頑張ってくれ・・・・・・」

「みんなも泣くなよ・・・平気だって」

「・・・ごめん。俺のせいだよ」

「ちげぇよ俺のせいだ・・・」

「私があんなとこで・・・・・・」

「誰のせいでも、ないから・・・」



みんなが泣きながら大智に話しかける

大智の流れる血はどんどんと増えていって