「気合いれようぜ!」

「もうやめる?」

「・・・まだだ」

「そっかじゃぁもう容赦しねぇぞ」



また大智が殴られるそう思った

そしたら


「まって!」


大智と神崎の間に入り込んだのは



「川ちゃん・・・」

「智ちゃんは何も悪くない・・・!悪いのは私だから」

「川ちゃん違うって・・・」

「大智ーいいんじゃねぇの?こいつ、死にたいんだと」

「え・・・?」

「いったはずだぞ。俺のことばらしたら川本殺すって」

「・・・覚悟はできてる」

「川ちゃん・・・」

「それじゃ、決まりだな」



そういうと神崎はポケットに手を入れ

中から銀色に光るナイフを取り出した



「神崎っ・・・ちょっとまっ」

「いいの!・・・智ちゃんに助けてもらったんだから、今度は私が助けるの」

「よくないよ!」

「つべこべ言うな」



そう言うと神崎は小走りで

川本に向かっていく

そして



グサッ・・・









一瞬時間が止まったそんな感じがしたんだ

そうすると時間が一気に動き出した

「キャーーーーー!!!!!」

女子の叫び声

「うそ・・・だろ」