「じゃあ、ついでに係り決めするぞーー」

「でた!クマの係り決め!」

「ぜーったい指名すんねんもん!」

「はい!正解!じゃあ、男子は櫻井な」



一気にしーんとなる教室

俺は「はい」とだけ答えた



「次はー女子!大智!お前なー」

「えーーー!また!?昨日も当てられたやんけ!」

「そうだっけなあ・・・?」

「そうや!」



当てられたのはあの女

さっきまでしーんとしていた教室がまたうるさくなる




「じゃあ、川本たのんだ」

「はい」

「川ちゃんがんばれーーい」

「大智、ボリューム下げてー」

「しょうがないなあーーー・・・」

「大智反抗期かー??」

「そうや!絶対そうやーー」

「しーずーかーにー!お前らちょっとうるさすぎだぞー」

「いつものことやん」

「せやなあー?」

「今更なに言うとんねん」



またクラスがうるさくなる

俺はその音量のでかさに眉間にしわをよせる



結局俺は川本って言う女子と係りをやることに

めんどくさ・・・

俺の心にうかぶ1言