「君のクラスは、2ーBね」

「はい」




親の仕事の都合でこの学校に転校してきた

めっちゃ体のでかい男の先生に案内され教室のまえで止まった



少しみえる教室の風景はめっちゃさわいどってうるさかった

机に普通に座ってさわいどる

廊下にまでその声が聞こえた




「じゃ、入ろうか」

「はい」


ガラッ


「はい、お前らすわれー!中野!お前また補修さぼったろ!」

「やって、俺昨日お腹痛かったんで・・・」

「うわーーーこいつめっちゃ嘘やんけー!!!!!」

「ほーら!騒ぐな!今日は転校生が来てるんだぞ!」




そういうと、一気に視線が俺に集まった

困っている俺を横目に先生は黒板に名前を書き出した



「はい!先生!漢字が読めませーん!」

「先生!俺はお腹がすきましたー!」

「わかった、わかった佐野は小学校に戻って中津は朝ごはん食べて来い!」


先生がそういうとまたクラスがどっとうるさくなる

俺はそのうるささに慣れていない



「櫻井 智志(さくらいさとし)だみんな仲良くな」

「はーーーい!!!!!」


キーンコーンカーンコーン


本チャイムが鳴ったと思えば

それと同時に教室の扉が勢いよく開いた



ガラッ!!!!!