「時間きたなぁ。」


先生がぽつりと呟いた。


「うん、そうだね。
でも仮定法マスター
出来た気がする!!」



先生にこれだけ教えて貰ったもん★



わたしにも出来るはずだよ。





「本間にマスターしたんか?」


先生は疑っている……。



「よし、吉和っ!
お前家に帰ったら忘れそう
だからこの紙あげるよ♪」



そう言って差し出してきた紙は









先生達筆の仮定法を詳しく書いた紙。






わたしが解いてる間に


先生…こんなにも詳しく


書いてくれてたんだ。





素直に嬉しかったんだ↑




「先生ありがとねっ☆
これ大切にするから。」



最高のニヤけ顔で先生に言った。



「どういたしまして!
じゃあ帰っても勉強を
ちゃんとしなさい。」


「はーいっ☆
先生…今日はありがと!」




わたしと先生は別れた。



もっと教えて貰いたかったけど


時間がきてしまった。


仕方がないよね……。