「それってさ。
紛れもない『恋』じゃない?」



りなが首を傾げて言った。









恋…




ですか?





「そうだよ!のぞみ♪
これは本当の恋だね。
その気持ち大事にしなよ!」




はるかが納得しながら言った。




恋かあ。








しばらくしてなかったから


どんなのが恋か忘れてたな…★




「ありがとね!これは恋だ!(笑)
わたし…絶対に頑張る♪」



「よし↑その活きだ!!
さっきの矢野さんみたいな人が
また現れても、のぞみは
先生が好きなんだから☆
言い返せばいいじゃん?」



「うん。分かった。
今度は言い返すね!」




わたしが言うと同時に甲高い


音のチャイムが鳴った。





席についたら斜め後ろの席


からの視線が気になった。


視線は矢野さんのものだろう。




別にいいし。


睨みたければ睨めば?




それと!わたし…負けないから。