先生のドラム姿を見てから


もう2週間が過ぎようとしていた。





あれ以来先生が遠くにいる

感じがしてたまらなかった。





このまま遠くに行っちゃったら……↓

















「のぞみ!萎えるなよ♪
バレンタインという乙女の
戦争の時期があるじゃん。
手作りチョコあげちゃえば
また距離が縮まるって!」



弁当を食べている最中に

りなが突然切り出した。




多分わたしに気を遣って

くれているんだね。




「うん、でもわたしさぁ。
料理…苦手なんだよ?
そんなんでも受け取って
貰えるのかなあ?」


「大丈夫だから☆
愛がこもっていたらね。
誰でも嬉しいんだよ?
どんなに不細工でも!」


「よし!じゃあ頑張って
作ってみようかな↑↑」


「うん★サポートするから。
だから絶対に市販のチョコは
あげたら駄目だからね。
よし!今日の放課後にでも
材料調達いっとく?」







というわけで。





今日はたまたま部活が休み

だから学校帰りにりなと

買い物へ出かけたんだ。