ありがとう



勇次は画面に向かって
ピースしてる。
私はそんな勇次を見つめていた。
そしたらその視線に気付いたようだ。

「どうした?」

そういった勇次の唇に
キスをした。
もう離れてほしくなくて。
ずーっと時間が止まっててほしくて。
そのキスは終わることなく
次のショットもしたままだった。
結構長くキスをしていた。
勇次も体を引き寄せてずっとずっと…

「長かったな~。奈美のキスは!」

「ゆ…勇次が離さなかったんでしょ!」

あははって勇次は笑ってる。
もお…ほんとにどこまで
私をどきどきさせるのだか…
そう思いながらプリクラに
らくがくをした。

大好きとか、ハートのスタンプとか
いっぱいした。

「明日切って持ってくね!」

「おう!待ってる。」

それからファーストフード店に行ったり
いろんな可愛いお店見たり。
気付けばもう6時になっていた。

「時間たつの早いね~」

「そうだな~。
 今日俺ん家泊まってく?」

私は耳を疑った。
え?中1でお泊りー?!
しかも彼氏の家で…

「え…え?」